Shopifyとは何?基本機能やメリット・デメリットを徹底解説

Shopifyとは何?基本機能やメリット・デメリットを徹底解説

公開日:2021年03月27日 Sat

こんな方におすすめ

  • ECサイトを構築予定で、何のECカートサービスを使うか比較検討中
  • 現在Shopifyサイトを運営中で、まだ知らない便利機能があれば知りたい
  • Shopifyについて興味があり、どんなサービスなのか勉強したい

この記事では、日本で急激にシェアを伸ばしているECサイト作成サービス「Shopify」について解説します。「Shopify」のメリットやデメリット、具体的な事例など詳しく説明するので、ぜひ参考にしてください。

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福水 正太

マザーズ上場企業「ランサーズ株式会社」が推進するShopify構築支援プロジェクトに参画中の認定ランサー| 日本で5番目の個人Shopifyエキスパート|福岡県博多にオフィスを構えるフリーランスエンジニア

Shopifyはどのようなサービス?

shopify 画像引用元:Shopify公式ブログ

Shopifyは、"初心者でも簡単にECサイトを立ち上げて運営ができるプラットフォーム"として、数多くのブランドや企業が導入しているサービス。競合サービスでいうと、「BASE」や「Stores」などが該当します。

競合サービスとの比較はこの記事の後半にてお伝えするので、まずは"そもそもShopifyで何ができるのか?"を紹介していきますね。

オンライン販売ができる

当然といえば当然ですが、Shopifyを使うことで、自社商品をオンラインで販売するためのECサイトを作ることができます。

クレジットカード決済や商品管理に在庫管理、受注管理、顧客管理にクーポンの作成などなど、一般的なECサイト運営に必要な機能は、一通りそろっていると言っても良いでしょう。

※後述しますが、デフォルトで備わっていない機能を補うために「アプリ」という仕組みを使うことで、自社独自のカスタマイズ・機能拡張が可能です

実店舗やモール型ECと連携ができる

Shopifyの強みの1つとして、「柔軟なサービス連携」があります。「Shopify POS」という機能を使うことで、実店舗と在庫・売上データを一元管理できるほか、楽天・Amazonとは在庫データを同期することができます。

「在庫が合計〇〇個あるから、こっちには在庫をこれだけ入れておいて、あっちにはこれだけ入れて・・・」という作業がなくなるので、すでに実店舗やモール型ECを展開している事業者の方には、販売管理コストの圧縮という意味で、非常に有効でしょう。

※Yahoo!とは連携していないので、Yahoo!との連携が必要な事業者の方は、別に一元管理システムが必要です

マーケティング関連の設定が簡単にできる

自社ECを立ち上げる以上、売上を上げて利益を出すために集客は必須となりますが、ECサイトの集客は年々多様化しており、特に広告・SEO関連は、魔界の巣窟と化している感すらあります。

Shopifyでは、国内の主要SNS(Instagram/Facebook/TikTok)やGoogleへの広告出稿が、Shopifyの管理画面から簡単に設定できる無料の連携アプリを提供しており、媒体側の面倒な設定をスキップして、広告を出すことが可能です。

アプリで自由な機能拡張ができる

ここまでの内容を読んで頂くと、「基本機能をアプリで拡張していく」ことがShopifyというシステムの根幹にあることが、なんとなく分かるかと思います。

既存のアプリに、希望の機能をもったものがない場合でも、ShopifyはAPIが公開されているので、自社専用のアプリを作ることも、技術的には可能です。

※Shopifyパートナー制度に参加すれば、アプリを公開して収益を得ることもできます

Shopifyと競合他社との比較

他社比較

BASE

Stores

Shopifyのメリット・デメリット

Shopifyを使う上ではどのようなメリット・デメリットがあるのでしょう。

メリット(イケてる点)

Shopifyのメリットは次の3つです。

① あらゆる場所で販売ができる

  1. 【POS】

    実店舗やポップアップなどの店頭販売はPOS。お客様が簡単に返品できるより良い購買体験や簡単に使えるソフトウェア、1つのツールで全てを管理できるバックオフィスがあります。

  2. 【購入ボタン】

    ウェブサイトやブログにEコマースを追加したいときは購入ボタンを使用がおすすめです。WordPressなどに商品配置ができたり、安全なチェックアウトができたり、ウェブサイトのカスタマイズが行えます。

  3. 【オンラインショップ】

    ECサイトを利用してオンラインで売りたいときはオンラインショップの利用が可能です。70種類以上のテーマやドラッグ&ドロップストアビルダー、カスタムドメインなど様々な機能が備わっています。

  4. 【販売チャネル】

    SNSやオンラインマーケットプレイスを使用したいときは販売チャネルを使えます。これらの利用は多くのお客様に商品を見てもらい、商品の知名度を上げることが可能です。

ビジネスのマーケティングができる

  1. ・オーディエンス

    コンテンツマーケティングとSEOツールで買い物客を見つけられます。Shopifyにはブログが組み込まれているのでオーディエンスの構築やストアのトラフィックが拡大できるでしょう。

  2. ・キャンペーン

    Shopifyからオーディエンスにリーチして商品を宣伝することが可能です。Shopifyではメールキャンペーンを作成するメールマーケティング、1日の予算を設定して戦略的なキャンペーンを実行するGoogleのスマートショッピング、買い物客にターゲットを絞るFacebookの広告などがあります。

  3. ・インサイト

    マーケティングレポートを活用して各キャンペーンを実施する機能です。マーケティングレポートではチャネルのすべてのキャンペーンのパフォーマンスを最初から最後まで追跡ができます。

スマホアプリで全て管理できる

  1. ・スムーズな注文

    注文管理ではワンクリックで複雑な注文を発送できたり、お客様の連絡先情報と注文履歴を管理できる顧客管理機能があったりします。また、在庫管理では販売するすべての場所で正確に一元管理された在庫で時間の節約が可能です。

  2. ・簡単な決済

    ECサイトではクレジットカードの受付が早く、複雑な設定がいりません。決済オプションにはクレジットカードの他に国ごとの決済方法やShop Payなどの決済オプションが用意されています。また、100種類を超える外部の決済ゲートウェイサービスと連携しています。

  3. ・ストアのインサイト

    ストアのインサイトではエキスパートツールやサポートを利用して急成長の実現が可能です。ストアの分析ではリアルタイムのアクティブティの確認や訪問者の情報を手に入れてパフォーマンスを上げられます。

    また、売上やお客様、マーケティング、ビジネスに関する詳細を入手して売り上げに繋げられることも。サービスマーケットプレイスでは認定されたエキスパートを雇ってサポートしてもらえます。

  4. ・ダッシュボード

    Shopifyのモバイルアプリとスタッフアカウントでデスクトップとスマホの両方でビジネスの運営と管理が可能です。

デメリット(イケてない点)

Shopifyには数多くのメリットがあり、ビジネスの成長を助けてくれる機能が豊富です。しかし、その一方ではいくつかのデメリットが見られます。

日本語対応がされていない部分がある

1つ目は、Shopifyはカナダのサイトなので、まだ一部では英語が残っている部分があります。

Shopify自体では日本語の対応が進んでいるため、不便な思いをすることは少ないですが、サイトデザインやアプリの拡張機能では日本語対応がされていません。

とはいえ、日本語対応がされていない部分は翻訳機能で対応できるので、あまり大変な思いはしないでしょう。

HTMLの知識が必要な時がある

2つ目は、ShopifyではECサイトを作成する上でHTMLの知識が必要なときがあります。

基本的にはHTMLの知識はいりませんが、商品の写真を目立たせたり、配置や文字を変えたりなどの変化を加えたい場合は必要になります。

とはいえ、HTMLの知識がなくても様々な機能が加えられるようなシステムなので、初心者でも見やすい・分かりやすECサイトの作成が可能でしょう。

サポート体制が弱い部分がある

3つ目は、Shopifyのサポート体制が弱い部分が見られることです。

Shopifyには24時間体制のヘルプセンターやコミュニティフォーラムなどのサポートがありますが、質問への回答が遅れるなどの問題が見られます。

特に、サードパーティ関連のものはShopifyとサードパーティ間でのやり取りが必要なので遅れることが多いです。

とはいえ、カスタマーサポートは24時間体制で動いているので、これからさらに改善されていくでしょう。

Shopifyの事例

Shopifyでは数多くの企業やブランドがECサイトの作成をしていますが、その中でいくつか事例を紹介します。

国内大手

オリオンビール

オリオンビールは誰もが知っているであろうビールブランド。

オリオンビールのECサイトは洗練されたシンプルなデザインで非常に見やすいです。

また、商品はビール類・チューハイ・限定商品・ギフト商品・沖縄県産品・オリジナルグッズなどカテゴライズされており、ユーザーにとって商品が探しやすいメリットがあります。

国内中小

twelve bookS

twelve bookSは本屋さんのECサイト。白をベースにしたデザインで、1つひとつの本がアートのような印象を受けます。

見やすいかつおしゃれなデザインなのでサイトを見ているだけで気分が上がるサイトです。

また、商品は細かくカテゴライズされており、作者名・出版社・記事や論文など5つのカテゴリがあり、その中でもまた細かくカテゴリが分かれているので商品が探しやすいです。

まとめ

この記事ではShopifyのサイト概要、メリットとデメリットを解説しました。

Shopifyは世界シェアNo.1のECサイト作成サービスですが、日本でも数多くの企業やブランドが取り入れており、徐々に浸透しています。

これからECサイトの作成を考えている人や検討している人はぜひ参考にしてください。

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福水 正太

マザーズ上場企業「ランサーズ株式会社」が推進するShopify構築支援プロジェクトに参画中の認定ランサー| 日本で5番目の個人Shopifyエキスパート|福岡県博多にオフィスを構えるフリーランスエンジニア

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